よく見かけるようになり、世界的にもその種類が増えてきている【クラフトジン】ですが、日本でも、日本酒や焼酎を作っている蔵や、ウィスキーを作っている蒸留所でも作らており、日本の原料(ボタニカル)を使用することで独自の個性を持つジンが増えてきました。今回その中でも、京都初のクラフトジン専門の蒸留所を作り新しいクラフトジンを確立した京都蒸留所のクラフトジン【季の美】の魅力と楽しみ方やおすすめをご紹介したいと思います。
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京都ドライジン【季の美】とは
季の美 は、英国と日本の伝統的な製法を元に、お米からつくるライススピリッツと呼ばれるお酒をベースとし、ボタニカル(原料)に玉露や柚子、檜や山椒など主となるジュニパーの他に、日本ならではの素材を使用し、伏見の柔らかくきめ細やかな伏流水を使用して作られています。
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使用するボタニカと製法

ジュニパーや檜、オリスをベースにシトラス、ハーバル、スパイス、フルーティー&フローラル、ティーと分け蒸留、ブレンドしています。
京都を含む、日本各地で厳選された地の物を使用するというこだわりと誇りにより更なる個性と日本らしさが表現されていると言えます。
・ジュニパー、オリス、檜
・柚子・レモン
・山椒・木の芽
・生姜
・笹、赤紫蘇
・玉露
細部までにこだわった製法は味わいにも出ており、原料を種類ごと蒸留後高い技術により絶妙に配合されることにより原料個々の個性を活かしつつも調和をとり、伏流水で加水、後熟させることで味わいがさらになめらかにし、味わいもじっくりと落ち着かせることで更に完成度が高くなっています。
また、ボトルやパッケージにもこだわり【和】を積極的に取り入れた魅力あるデザインは目を惹くものがあります。
味わい・楽しみ方

柚子そして山椒の香りがさわやかで、ジン本来が持つキーとなるジュニパーが原料のフレーバーとバランスのいい調和を感じ、生姜のスパイスが最後に余韻と共に感じる新しい味わいと芳香な香りが特徴です。
楽しみ方として公式にも少し紹介されておりましたが、一番は個性を楽しむ意味でストレートが一番ですが、氷を入れたロックスタイルや、お湯割りなどもおすすめです。
また個人的にですが、ボタニカルと同じフレッシュや生を(山椒やレモンピール生姜など)を少量 入れて楽しむのも個性が更に強くなり面白いと思います。こちらは参考までに。

季の美以外にも…
京都蒸留所では【季の美】以外にも商品を開発販売をしており、特別な原料をしょうしたものやリキュール、中には季の美を元にウィスキーのように樽熟成させたプレミアムジンも手掛けています。
おすすめ
季のTEA

季の美 勢

季の美 スロージンタイプ ハスカップリキュール


季の糖

季の珠

更に【季の美】の魅力を追求する
更に季の美の魅力や楽しみ方、カクテルとして楽しみたい方はこちらもおすすめですが、スピリッツやウィスキーの評論家として世界的に有名なデイヴ・ブルームとタッグを組んだ一冊。有名バーテンダーによるカクテルレシピなど上級者向けの内容も多いので、ご参考までになればと思います。

まとめ

日々進化を遂げているクラフトジンですが日本も独自の製法や手法により個性的なジャパニーズクラフトジンを発信しており、今回ご紹介した季の美をはじめ、他にもさまざま存在しどれも個性的で魅力的なジンばかりです。
今回の季の美の興味がある方のご紹介をすると共に、少しでもご興味がある方のご参考になればと思います。
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