スペインバルやスペイン料理が好きな方が、一度は聞いたことのある「テンプラニーリョ」というブドウ品種のスペインワイン。
とは言え、知らない方からすると、どんなワイン?とよくわからなかったりしますよね。
今回、スペインのリオハ地方原産と言われているこのテンプラニーリョについてご紹介します。
また、日本の天ぷらと意外な共通点のあるテンプラニーリ。
そんな共通点も合わせて解説していきます。
テンプラニーリョとは?
実は、非常に沢山の別名を持つテンプラニーリョ。
赤ワイン用のブドウ品種として使われています。
テンプラニーリョまたはテンプラニージョ (スペイン語: Tempranillo)は、主にイベリア半島で栽培されている黒ブドウ品種。ウイ・ダ・リャブラ、センシベル、ティンタ・デル・パイスなど、地域によって呼称は様々である。
品種名はスペイン語のTemprano(「早生の」、「早熟な」)に由来し、スペインの大半の黒ブドウ品種よりも数週間早く熟す。フェニキア人の時代からイベリア半島で栽培されており、スペインでは「貴族のブドウ」と呼ばれることもある。
出典-ウィキペディア テンプラニーリョより
ワインはダークチェリーの華やかな香りとスパイス、酸味。
タンニンは豊かながら実は全体的におだやかな品種の為、単体でワインが造られるより他種の品種と掛け合わせ、スペインワインの骨格をなす役目を果たすことが多いです。
バランスの良い特徴が発揮される品種です。
牛肉の煮込みやトマト系の料理、またスペインの代表的なイベリコ豚や生ハムなどと相性が良いです。
テンプラニーリョと天ぷらの相性
実は意外にも日本料理である「天ぷら」にも合うとされているテンプラニーリョ。
諸説ありますが、早生な早熟のという意味があるTempranoは同じように天ぷらは調味料という意味もあります。
また、それとは別に調理が早いという意味から天ぷらと名がついたという説があります。
その背景に、南蛮貿易が盛んだった時代に天ぷらが持ち込まれた事から付けられ名前とも考えられます。
油の質とテンプラニーリョのバランスが合うとされています。
※食材によります。
天ぷら屋さんや、扱ってるお店にもしもテンプラニーリョを使ったスペインワインがメニューにあったら是非試してみたい組み合わせです。
まとめ
一番はもともと相性の良いとされている料理とワインを合わせるのが良いと思います。
ちょっとネタに試してみるのも1つの楽しみになるのではと思い今回、テンプラニーリョと天ぷらをご紹介しました。
上記でも触れましたが、天ぷらの食材によっても合う合わないはあると思いますので、一度お店などで相性を聞いて試してみると良いと思います。
またご参考になればと思います。
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