ハーブティーが好きな方、また愛飲されている方なら一度はきたことのあるハーブティーとして「バタフライピー」という植物があります。
タイ原産のバタフライピーは、ハーブティーとして使うほか、スイーツ作りや、ノンアルコールカクテルと幅広く活用されており、その特徴として色鮮やかな「コバルトブルー」に色付き、見た目も綺麗なので、知っている方も多いかもしれませんね。
また、効能として、美容や健康にも良いとされており、特に女性は気になる存在ですよね。
そしてもう一つの魅力が、『色が変化する』という事。
今回は、そんなバタフライピーの気になる特徴も解説しながら、飲み方や、アレンジ方法、ノンアルコールカクテル【モクテル】としての楽しみ方をご紹介します。
バタフライピーとは
冒頭でも少し触れましたが、バタフライピーはタイ原産の多年草のマメ科の植物で、主に花を食品や飲料として活用されます。
また、花は見や目が青いバタフライ(蝶)のようで pea (豆)から名前の由来ともなっているそうです。
チョウマメ(蝶豆、学名:Clitoria ternatea L.)は、マメ科の植物。多年草だが、冬までに寒さで枯れてしまうことがあり、一年草として扱うことが多い。原産地であるタイではอัญชัน (アンチャン)と呼ばれるほか、英語圏ではバタフライピー(Butterfly pea)と呼ばれている。また、中国の広州では、「藍胡蝶」と呼ばれる。 葉は飼料、未熟豆は食用に使われることが多い。
出典ーウィキペディア・チョウマメ
ハーブティーをはじめ、お菓子や料理作りとして、青く色ずくのが特徴です。
ちなみに似た植物、ハーブティーとして『ブルーマロウ』、別名「ウスベニアオイ」というものがありますが、全くの別物。
色が変化する
次の特徴としてバタフライピーはハーブティーなど飲料で楽しむ際、本来の青色から、レモンやライムなどに含まれるクエン酸に反応し、淡い紫色へと変化します。
見た目もおしゃれで、見るものを楽しませてくれる魔法のような飲み物として、今でも人気があります。
バタフライピーの効能
バタフライピーには『アントシアニン』が多く含まれており、ハーブティーなどで継続的に飲む事で、目の疲労回復や美容、健康と特に女性には嬉しい、幅広い効果があります。
飲食として摂取する以外にも普段の美容に使えるアイテムとしても販売されています。
また、この後ご紹介しますが、その際の注意点などもあるので、しっかりとした知識を覚えたうえで楽しむことをおすすめします。
バタフライピーの楽しみ方
バタフライピーというとハーブティーとして楽しむのが一般的には知られていますが、他にも楽しみ方があります。
ここではそんな楽しみ方の一部を例としてご紹介します。
バタフライピーティーとして
まずはじめに楽しむならハーブティーとしてがおすすめです。
ティーパックや乾燥させたものなども売られており、気軽にそのきれいな青色と、レモンなどを入れたときの色の変化が楽しめます。
ちなみに味は?というと、実は色程、味はほのかに甘い程度でほとんど無く、はちみつやレモン、スパイスなどを加えて飲むのが方法としてあり、お好みでシロップやソーダ割などを加える等で、アレンジの幅も広がるので、楽しいと思います。
ポイントとして、沸騰した熱いお湯で作ると綺麗な色が出ます。
シロップを使って
バタフライピーのシロップも存在し、有名なフランスのシロップメーカー『モナン』でもバタフライピーシロップが販売されています。
もともとシロップなので甘さがあり、料理やお菓子はもちろん、ノンアルコールカクテル【モクテル】として使っても色出しやコクのプラスとして活用できます。
またハーブティー同様にレモンなどに含まれるクエン酸に反応するので、紫色にも変化し、グラデーションとして楽しむこともできます。
注意点
効能として「アントシアニン」が多く含まれることでいろいろな効果があるとお伝えしましたが、その中で血液をサラサラにする効果があります。
妊娠・授乳中のママや生理中などには服用はしないようにとされていますが、全員に当てはまるものではなく、また、副作用等があるわけではないので、期間中は飲まない、気を付けて控える。もしくは病院や医師に一度相談して楽しむことが必要です。
まとめ
今回は見た目はもちろん美容や健康にも良いとされている『バタフライピー』をご紹介しました。
効能はもちろんですが、その神秘的な色をいろいろな活用法で楽しむ他方法、おすすめなどもお伝えしましたが、その分注意点など気を付けなければいけない事もあるので、ご参考に楽しんで頂ければと思います。
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