日本に国民主として「日本酒」や「焼酎」があるように、世界各国それぞれ国民酒と呼ばれるお酒が存在します。
その中で今回ご紹介するのは、ブラジルの国民酒。
ブラジルには国民的とも言えるカお酒、【カシャーサ(別名ピンガ)】があります。
簡単に説明すると、カシャーサとは、原料にラム酒と同じサトウキビを使用したお酒です。
ラムとは製造に違いがあり、絞ったサトウキビの絞り汁を加水せずそのまま直接発酵し、蒸溜したお酒であるカシャーサ。
サトウキビ本来の香りや風味がいかされている分味わいも強いのが特徴です
ブラジルにはそんなカシャーサを使った伝統的なカクテルとされている「カイピリーニャ」にして楽しみます。
そんなカシャーサは日本でも味わう事ができ、また味わいも日本でいうところの焼酎のような存在で親しみやすいお酒です。
今回は夏にもぴったりのカシャーサを使ったカクテル「カイピリーニャ」を中心に楽しみ方をご紹介します。
カシャーサベースカクテル「カイピリーニャ」とは
ポルトガル語で「田舎者」という意味のあるカイピリーニャは、諸説ありますがブラジルの農民に愛飲され、その農民の事をカイピラと言い「農民の飲み物」という意味で名付けられたとされています。
夏にはぴったりの酸味の効いたライムとコクや甘みの砂糖を加えて作るカイピリーニャは口当たりも良くさっぱりと飲みやすいカクテルなのが特徴です。
また基本のレシピから、アレンジもしやすいのでバリエーションも豊富にあり、好みによって変えても楽しめます。
カイピリーニャの作り方、楽しみ方
ここではそんなカイピリーニャの基本のレシピから、アレンジ方法など、楽しみ方をご紹介します。
レシピ
・ライム・・・1/2~1/4個
・砂糖(理想はグラニュー糖)・・・1~2tsp
・カシャーサ・・・45ml
作り方
・ロックアイスにぶつ切りにしたライム、砂糖を入れ実をつぶすようにマッシュします。
・そこへクラッシュアイスを入れ、カシャーサを注ぎ混ぜて完成。
アレンジ
材料にミントを加えるとモヒートの様にさらにスッキリします。
砂糖を黒糖やシロップに変えるとコクや、全体の味わいや飲み口も変わります。
カシャーサの量を減らしてリキュール類やフレッシュ(生)フルーツを加えてフルーティなカイピリーニャに。
上記は一例ですが、様々なアレンジ方法があると思うので模索して楽しむのも一つだと思います。
是非、試していただければと思います。
まとめ
今回はブラジルの国民酒「カシャーサ」と、カシャーサを使ったカクテル「カイピリーニャ」についてご紹介しました。
日本ではあまり馴染みの少ないカシャーサですが、日本でいう焼酎のようなイメージがあり、馴染みやすいお酒だと思います。
カシャーサと夏にさっぱりと楽しみたいカイピリーニャ、ご興味がある方の、ご参考になればと思います、
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