一度は飲みたいと思っていたカクテルをモクテルにする。
それだけでお酒の飲めない人にも、またお酒は飲めるけれど控えている人にも、有名カクテルを楽しむことができます。
しかもどれだけ飲んでも酔いませんからね。
というわけで、そんな有名カクテルを基準にしたモクテル紹介の第2弾です。
憧れのあのカクテルが、いま、飲めないあなたの手に届きます。
一例となりますので、お好みでアレンジなどして楽しむ為の、ご参考になればと思います。
第一弾を確認したい方はこちらから
超有名カクテル「ソルティドッグ」をモクテルに
カクテルバーだけではなく、完全和風の居酒屋にすら存在するカクテルの有名どころの一つであるソルティドッグ。
このソルティドッグを、モクテルにしていきます。
ソルティドッグとは
ソルティドッグはウォッカベースのカクテルで、その味の基本はグレープフルーツ。
そして「ソルティ」の名の由来にもなっている、グラスの周りに塩をつけたスノースタイルの代表的なカクテルです。
その味わいは、グレープフルーツのほろ苦さと酸味、そしてウォッカの刺激的なアルコール感が特徴の硬派でありながら華やかで男女を問わず人気のカクテル。
ウォッカの配合によっては、女性を酔わせるカクテルとしても有名なお酒です。
ソルティドッグっぽいモクテルの作り方
ではソルティドッグっぽいモクテルの作り方と材料を見ていきましょう。
まず材料ですが、ここは当然グレープフルーツなのですが、ここでジュースを使ってしまうとさすがにただのグレープフルーツジュース。
少なくともモクテルとしてお酒感を出したいので、ここはグレープフルーツシロップを使います。
そして、このグレープフルーツシロップをトニックウォーター、出来れば苦みの少ないもので割っていくと、本家と違って炭酸ですが、かなり本家に近い味わいを出すことができます。
こだわりたい方はこちらの天然素材にこだわったトニックウォーターがおすすめです。
エルダーフラワーのフレーバーが更に複雑な味わいとなり、ワンランク上のトニックウォーターです。
ちなみに、グラスの淵に塩を付けるのを忘れずに。
ソルティドッグづくりで一番多いミスは、作った後に塩がついてないのに気付くことだったりします。
※ちなみにシロップが用意できない場合はグレープフルーツジュースでももちろん問題ないです。分量はお好みですが、1/2ずつ入れながら調整するのがおすすめです。
また、ジュースもこだわるならフレッシュグレープフルーツの果汁を絞るのもまた違った味わいとなります。
ソルティドッグモクテルの進化系
ではこのソルティドッグモクテルを進化させていきましょう。
まずは、ここで、ソルティドッグの特徴である塩に注目。
さて皆さん、塩に会う果物と言ったら何か思い浮かびませんか?そうです、スイカです。
先ほど作った基本のソルティドッグモクテルにスイカを細かく刻んでピューレにして投入、そこにシロップやミントで味をつけるとおいしいノンアルコールスイカソルティドッグの出来上がり。
お塩とスイカです、あわないわけありません。
大人のオレンジ「テキーラサンライズ」
オレンジの優しい味わいとテキーラのさわやかさ。
初心者から中級者へ上るきっかけとして重宝するカクテル、それがテキーラサンライズです。
テキーラサンライズとは
ベースはその名の通りテキーラ。
このテキーラにグレナデンシロップとオレンジジュースをくわえたものがテキーラサンライズです。
このカクテル、50代以上の方には、アメリカのロックバンドイーグルスの名曲のタイトルとしてもおなじみですよね。
味の特徴はグレナデンシロップの甘さとオレンジの親しみやすさでテキーラの強さを覆い隠したような、親しみやすく飲みやすい味わい。
テキーラ初心者やお酒を飲み始めた人が、ちょっとカクテルの深い世界に入り込んでいくのに最適なカクテルです。
そして最大の特徴は、比重の重いグレナデンシロップの垢がそこに沈んでオレンジとのグラデーションを作る点。
これは欠かせません。
テキーラサンライズっぽいモクテルの作り方。
まず、グレナデンシロップはマストです。
そして、次はオレンジジュースなのですが、テキーラで割らずにグレナデンシロップにオレンジジュースを入れてしまうとこれはただの甘いオレンジジュース。
そこで、炭酸にはなってしまいますがここにもトニックウォーターを入れましょう。
この時大事なのは微炭酸であればあるほど良いということ、というのもテキーラサンライズはオレンジジュースとグレナデンシロップのグラデーションがマスト。
強炭酸のトニックウォーターだと、このグラデーションがうまくいかないんですね。
作り方は簡単、オレンジジュースをトニックウォーターで割って、グレナデンシロップが注いであるグラスにそっと注ぎ込むだけです。
※この時グラスの側面に添わせるように注ぐと綺麗に底に入ります。そこからマドラーなどでグラスの底からゆっくりと上に混ぜあげると綺麗なグラデーションになります。
テキーラサンライズモクテルの進化系
テキーラサンライズモクテルの進化系、それはシロップの工夫ですね。
ちなみにグレナデンシロップはザクロのシロップなのですが、サンライズ感を出したいので赤いシロップであることはマストにしたいですよね。
そこでお勧めなのはチェリーやベリー系。
ベリーとオレンジの相性は言うまでもなく良いですし、色も赤くてサンライズ感を壊しません。
また、ソルティドッグのようにスノースタイルにするのもおすすめ。
甘いモクテルですので、ちょっとした塩味は抜群の相性です。
まとめ
『モクテルはカクテルの数だけ存在する』
基本的にモクテルはカクテルの数だけ存在します。
確かに、味の再現が難しいカクテルはありますし、お酒でないと出せない味はあります。
しかし、その辺は目をつぶってOKです。
モクテルはカクテル気分で楽しむソフトドリンクなのですから、大事なのは気分。
カクテルを楽しんでいる気分になれれば、少しくらい味わいがちがったって問題ないのです。
今回は第二弾としてモクテルをご紹介しました。意外と使えるトニックウォーターの活用方法や比重の違いを使ったグラデーション方法などオシャレで美味しいモクテルを解説していきました。
ご参考にお好みにアレンジをして楽しんで頂ければと思います。
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