フルーツ系のお酒といえば、定番のカシスをはじめ、カクテルには欠かせない果実系リキュール。
そんなフルーツ系のリキュールは、その種類もたくさん存在し、人気の高いリキュールの分類の1つですよね。
またフルーツジュースや炭酸と割るだけで簡単にカクテルとして楽しめ、アルコールも比較的低いものも多いので、苦手な方でも入りやすいのもフルーツ系リキュールの特徴です。
ここでは、たくさんあるフルーツ系のリキュールでも、特におすすめとしてどれを試していいかわからない方のためにご紹介します。
定番のリキュールというよりは少し変わったリキュールをご紹介するので、他とはちがったリキュールを選びたい方のもおすすめです。
そもそもリキュールとは?
おすすめの前に簡単にリキュールについて解説します。
まず定義として、リキュールはベースとなるお酒に香草や果実などの香味成分と着色料で作られたものとなります。
実はこのリキュール、そもそもは中世、錬金術師(科学的方法を用いて物質を更にそれを完全な物に変えようと試みた人達の事)達が偶然にも蒸留酒作りの方法を発見したのがはじまり。
その後、その技法は修道院の修道士達に引き継がれ、あくまで薬として存在していました。
それまで修道院に関わりのある者でしか飲まれなかったものが徐々に王室、そして民衆へと広がっていきます。
その味や香りも薬草や香草に加え果実や種子などの甘味類もその原料に、そして技術の向上と共に今の様なカクテルなどに使われる馴染みやすいものと変化と進化します。
そしてその向上と進化は今も続いています…
おすすめのフルーツ系リキュール
冒頭でも触れたように、「フルーツ系」というだけでその数は、種類からメーカーまで様々あります。
今回は、その中で特におすすめしたいリキュールをいくつかご紹介します。
ヒプノティック
キウィ、パイン、ブドウ、パッションフルーツなどたくさんのフルーツジュースをブレンドしたミックスフルーツリキュール。
その甘酸っぱい味わいは、様々なジュースや炭酸などでつくるカクテルとも相性が良く、キレイな淡い青色が特徴のリキュールです。
ディタ ライチリキュール
世界で初めて作られたフランス生まれのディタのライチリキュールは絶世の美女、楊貴妃が愛したとされる果実のリキュール。
なめらかな口当たりとライチの上品な香りが特徴です。
こちらで詳しくいライチリキュールについて紹介しています。
サザンカンフォート
ウィスキーをベースに果実や香草などをフレーバーとして漬け込んで作られたのが始まりとされているリキュール。
ピーチやレモンなど様々なフルーツフレーバーと、深い味わいが楽しめるリキュールです。
パッションフルーツリキュール
こちらはメーカーによって色合いなどの見た目はもちろんのこと、香りや味わいも色々なので、用途や好みによって探したいリキュールの1つです。
甘酸っぱさが柑橘、炭酸ともに相性が良く、アクセントとしても重宝されるアイテムです。
ミドリ メロンリキュール
緑色が鮮やかで、マスクメロン由来のフレッシュでフルーティな香りが特徴のメロンリキュールです。
色の変化として組み合わせではオシャレなカクテルに仕上がります。
キルホーマン ブランブル リキュール
ブラックベリーを使用したリキュールで、モルトウイスキーと蜂蜜、ピーティーなニュースピリッツにブラックベリーを浸漬してつくられます。
スモーキーなウィスキーのキルホーマンならではのニュースピリッツとブラックベリーの甘酸っぱさが複雑な味わいを生み出し、その深い香りと味わいを楽しみたいリキュールです。
*ブランブル(Bramble)とは…ブラックベリーやその交配種を含むキイチゴの総称で、酸味が強く、ジャムやケーキなどに使われます。
フルーツリキュールの楽しみ方
フルーツによっては合わなそうなジュースも意外と合うのが、フルーツリキュールの特徴。
オレンジジュースなどの柑橘系はもちろん、パインジュースやクランベリージュースなどと割っても楽しめます。
またソーダやジンジャーエール、トニックウォーターなどの炭酸とも相性が良く、炭酸のみで割っても、ジュースと一緒に割っても楽しめます。
また中には甘すぎるリキュールもあるので、レモンやライム果汁を少量入れる事で調整や好みに合わせて楽しめます。
まとめ
今回はフルーツ、果実系、単体のリキュールよりはフルーツミックスされたおすすめのリキュールを多くご紹介しました。
もちろん単体のフルーツを使ったリキュールも数多くあり、好みによっても変えられ、様々楽しめます。
アルコール度数も比較的、低いものが多いので、苦手な方でもフルーティな味わいが楽しめると思います。
是非ご参考にいろいろなカクテルを試して楽しんで頂ければと思います。
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