カクテルはもちろん、お菓子作りにもよく使われる「キュラソー」というオレンジを使用して造られるお酒。
実は一言に、キュラソーと言っても種類がたくさんあり、その用途、カクテルによって使い分けられます。
今回は、キュラソーについて、種類やカクテルでの使い方などをご紹介していきます。
重宝できる一本となるので、ご参考に、興味がある方は試して頂ければと思います。
キュラソーとは
キュラソーとは、リキュールに分類されるお酒で、オレンジの皮を使ったリキュールです。
スピリッツや、ブランデーなどにオレンジの皮や主に、香味成分や糖分が加えられ、オレンジの香りが豊かで、甘いのが特徴です。
キュラソーの種類
単に「キュラソー」といってもメーカーや作り方、加えられる材料によっても色や香り、味わいも様々です。
ここではその中でいくつかキュラソーの種類をご紹介します。
ホワイトキュラソー
無色透明なキュラソーで有名な銘柄として「コアントロー」があります。
良質なオレンジが使用され、カクテルはもちろんお菓子作りにも良く使用されるホワイトキュラソーです。
その他で、別名「3倍ドライ」の意味がある「トリプルセック」というホワイトキュラソーがあります。
元祖は「コアントロー」が考案し販売されたものですが、その後、トリプルセックをうたった類似品などが増え、トリプルセックはホワイトキュラソーの別名の総称となっています。
オレンジキュラソー
オレンジキュラソーの代表的ともいえるリキュールが、琥珀色が特徴の「グランマニエ」です。
グランマニエは、コニャック【ブランデー)に、ビターオレンジのエキスを加え、樽で熟成され造られます。
コアントローに比べ、オレンジの風味と共に、苦味もあるのが特徴です。
こちらもホワイトキュラソー同様に、様々なカクテルやお菓子作りに重宝されます。
その他のキュラソー
その他、青色のカクテルに使われる「ブルーキュラソー」やレッド、グリーンなど、着色されているキュラソーも存在します。
また、メーカーによっても種類があり、その味わいや特徴も様々あります。
キュラソーを使ったカクテル
食後酒として、ストレートでも楽しまれているキュラソーですが、コーヒーに加えたり、カクテルにも使用されます。
主に、ベースではなく、サブとして扱われることが多いですが、使われているカクテルが多く、その存在の大きさがわかります。
ここでは、その中で、いくつかキュラソーが使われているカクテルをご紹介します。
これからご紹介するカクテルは、ベース30ml、キュラソー15ml、レモンorライム果汁15mlをシェイクし、カクテルグラスに注いで完成するカクテルです。
分量が同じで、ベースを変えるだけなので、覚えやすいと思います。
※アルコール度数はやや強めです。
・ホワイトレディ―・・・ジンベースカクテル
・バラライカ・・・ウォッカベースカクテル
・XYZ・・・ラムベースカクテル
・マルガリータ・・・テキーラベースカクテル(ライム果汁を使用)
・サイドカー・・・ブランデーベースカクテル
その他、カミカゼや、コスモポリタン、コアントロートニックなど、調べるとたくさんのカクテルがあります。
興味がある方は是非調べて、試して頂ければと思います。
まとめ
今回は、オレンジの皮が使用されたお酒「キュラソー」についてご紹介しました。
キュラソーにも種類があり、カクテルはもちろん、お菓子作りやソースなど使い方も多くあり、重宝されるリキュールです。
カクテルにもよく使われますが、主に、ベースではなくサブという扱いが多いですが、味わいが左右する点で重要な役割をしています。
ご参考に、キュラソーを好み、使用方法に合わせて、楽しんで頂ければと思います。
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