すっかり定番となった「ハイボール」はウィスキー+ソーダという簡単なレシピに加え、アルコールや個性が強く苦手なイメージを持たれる方も多いウィスキーを楽しみやすく、身近にした飲み方といえます。
また、ソーダの代わりにジンジャーエールやコーラなどに変えたアレンジメニューも飲み屋さん等で見かけたりします。
その簡単さから宅飲みで楽しむ方も多いこの「ハイボール」を今回、本格派と題して、美味しいハイボールのレシピ・作り方をご紹介します。
難しい技術もなく、ちょっとした工夫でまるで、barで出てくるような【美味しいハイボール】となりますので是非ご参考にして頂ければと思います。
レシピ・作り方
実はちょっとしたひと手間で、味わいもグッと上がり、まるでbarのハイボールのような美味しさが味わえるのですが、意外と知らずに作られている方も多いと思います。
えっ?それだけ?と思うようなポイントを抑えて頂き、美味しいハイボールを楽しんで頂ければと思います。
レシピ
・ウィスキー…30ml~40ml※濃さはお好みで
・ソーダ…適量※full up
・レモンピール※こちらはお好みで
後でご紹介しますが、ウィスキーといってもその種類はたくさんあり、香りやあじわいもそれぞれなのでおすすめをご参考に自分に合うウィスキーを探して楽しんで頂ければと思います。
作り方
・グラスに氷を入れ、軽く混ぜ氷の角を取りつつ、グラスを冷やし余分な水分を捨てます。
・ウィスキーを氷の入ったグラスに注ぎ軽く混ぜます。
・ソーダを氷にあたらないように注ぎ軽く混ぜる。
・最後にウィスキーを分量外5ml程度浮かせるようにフローする。
・最後にお好みでグラスに対して斜め45度ぐらいの高さからレモンピールを軽くひねる、もしくはつぶしてミストして完成。
作り時のポイント
・氷ですが製氷機ではなく、販売されているロックアイスの方が溶けにくく長く形を崩さずゆっくり楽しめます。
・ウィスキーを先に氷と馴染ませることで、ソーダを入れたときに温度差であわがたたず、炭酸も抜けにくいですが、冷やしすぎるとウィスキー本来の顔が閉じてしまうので軽く冷えた程度に。
・ソーダをウィスキーにめがけて注ぐことにより、炭酸が混ぜる役割もしてくれて、本来のシュワシュワ感が持続します。※軽く混ぜるときは下から氷を持ち上げるイメージで1~2回上げます。
・フロートすることで香りが常に上に残り、ウィスキー本来の味わいも楽しめます。
・レモンピールはお好みですがウィスキーの種類によっては向かないものもありますが、それもお好みでいいと思います。
更にこちらではアレンジをしたハイボールの作り方が載っております。基本の作り方は一緒なのでご参考にご覧頂ければと思います。
ハイボールにおすすめのウィスキー
ウィスキーといっても産地や原料、年数によっても様々ありますが、今回は初心者がはいりやすく、ハイボールとしても楽しみやすいウィスキーをいくつかご紹介します。
グレンモーレンジィ・オリジナル(スコッチ)
スコットランドの北ハイランドで作られるウィスキーで最も飲まれていると言われておりファンも多いウィスキー比較的に軽めでバランスも良くさわやかさが特徴。
デュワーズ(スコッチ)
高いコストパフォーマンス、味わいはナッツやミルクチョコ、モルト感もありバランスがよくハイボールとしても相性が良い印象があります。
バランタイン・ファイネスト(スコッチ)
豊かでなめらかな香りと40種類におよぶモルト原酒をブレンドしたスタンダードなウィスキーで気品がありつつもバランスのいいのが特徴です。
ティーチャーズ(スコッチ)
ちょっとバランスが良いものだと物足りない方はこちら、コストパフォーマンスに加え、スモーキーでなめらかな味わいが魅力的なウィスキーです。
タラモアデュー(アイリッシュ)
香りが繊細かつ、加水することでフルーティーで濃厚な香りが開く、アイリッシュウィスキー穏やかながらこちらもソーダと相性が良い一本。
メーカーズマーク(バーボン)
スパイシーではなくソフトに仕上げるためにライ麦の代わりに冬小麦を使用したことで柔らかくスイートで心地よい余韻が残る初心者から上級者まで幅広くファンが多いプレミアムアメリカンウィスキー。
白州(ジャパニーズ)
森の中でそだった白州はそのさわやかさとすっきりさ、また風味に至ってもバランスが良く、ファンも多いウィスキー最近では高騰してしまっていますが、ハイボールとしても楽しみたい一本。
注意点
上記のおすすめ以外にもハイボールとして楽しめるウィスキーはたくさんありますが、逆に個性があるウィスキーの中にはソーダなどで割らずにそのまま楽しんだ方がよいウィスキーもあります。
それに合わせてレモンピールもウィスキー本来の香りと混ざり相性が悪いものもありますのであくまでお好みで。
気軽に楽しめる分、過度のアルコール摂取、未成年者の飲酒等、基本的なルールやマナーは必ず守っていただき、範囲内で楽しんで頂きたいと思います。
まとめ
気軽に楽しめるようになったハイボールですが、ちょっとした手間でまるでBARのような味わいになりより一層楽しめるアイテムとなると思います。
また、冒頭でも少し触れましたが、ソーダの代わりにジンジャーエール、コーラなどアレンジすれば更に楽しみやすくなると思いますのでご参考にいろいろな楽しみ方を模索して頂ければと思います。
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