一部では『スパイスの王様』とも呼ばれている香辛料の一つである【シナモン】
複数の樹木の内樹皮からできているシナモンは、アップルパイをはじめ、菓子パンやスイーツ、またコーヒー、紅茶やホットワインなどの飲み物など幅広く使われています。
今回はそんなシナモンから造られているお酒(リキュール)をご紹介します。
リキュールの中では種類も少なく珍しいタイプのお酒です。
お酒のご紹介と共に相性のいいものとしてカクテルとしての楽しみ方も合わせてご紹介します。
新しいカクテルづくりや、知識の一つとしてご参考にして頂ければと思います。
シナモンリキュール
今回ご紹介するシナモンリキュールは、ジンの原型ともいわれている【ジュネバ】を中心に販売しているオランダ『Noord’s/ノールド社』のシナモンリキュール【カネール】です。
シナモンのエキスを高純度のアルコールで抽出。
古来伝承の磨き抜かれた職人技法でシナモン特有の香りとコクを活かしたユニークな手造りリキュールです。
アルコール度数は28%とやや高めなのでアクセントに使って楽しむのも良いと思います。
上記のリキュールのほかにも実はシナモンを使ったお酒があります。
▼それがこちら
この【ファイヤーボール シナモン】はウィスキーをベースに、シナモンが使われているフレーバーウィスキーです。
シナモンの甘い香りの後にピリッとした唐辛子の辛みが癖になるのが特徴です。
こちらは合わせてご参考にして頂ければと思います。
シナモンリキュールを使ったカクテル
カクテルとしての楽しみ方として、様々なドリンクと相性のいいシナモン。
今回はシナモンリキュール【カネール】を中心に楽しみ方のごしょうかいをしたいと思います。
まず、なんといっても相性がいいリンゴ。
単にリンゴジュースと割ってもその甘さからアップルパイを思わせるような深い味わいに。
その他、コーヒーや紅茶から寒い日におすすめのホットワインやホットバタードラムなどシナモンスティックを使っているのと同じようにアクセントとしてお好みで少量足して楽しむのがおすすめです。
その他、柑橘系(グレープフルーツなど)や炭酸とも相性が良く、好みに合わせて分量を調整して楽しめます。
バーテンダーの中にもこの【カネール】を使用してカクテルコンペなど大会にのぞんだ方もいるそうで、珍しさも含めてひと際目立つ素材の一つになるかもしれませんね。
ご興味がある方は模索しながら試していただければと思います。
シナモンとは
そもそもシナモンとは冒頭でも触れたとおり、樹木からなる香辛料の一つ。
シナモンスティックとして見かけることも多く料理や、飲み物など幅広く使われており身近な存在でもあります。
そんなシナモンは、シナモンの木の樹皮をはがして乾燥させたもので、アジアを中心に栽培されています。
また、世界最古のスパイスともいわれており、紀元前4000年ごろのエジプトや古代ギリシアから使われていたそうです。
当時は料理や飲み物として使われてはおらず、また伝統医薬や漢方として用いられています。
まとめ
今回はシナモンを使って造ったお酒(リキュール)を楽しみ方を含めてご紹介しました。
世界最古、スパイスの王様など昔からなじみが深く、様々な料理や飲み物のアクセントとして万能なシナモン。
そんなシナモンから造られるリキュールは普段使うときのシナモンスティックのように足すことで、その味わいは複雑に、新しいカクテルの素材の一つとして重宝できるお酒です。
他にも単体ではありませんがシナモンが含まれているお酒など様々あります。
楽しみ方の一つとして、ご興味ある方は調べて新しいカクテルのご参考にして頂ければと思います。
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