今回は、東南アジアに位置する『ラオス』の注目のクラフトラム酒【LAODI:ラオディ】の魅力をご紹介します。
まだまだ日本では馴染みが少ない印象がある『ラオス』。
ベトナムやタイなど5つのアジアの他国と隣接しているラオスは農業が主要産業で、農作物のほか日本でも見かけるコーヒー豆やハーブのバタフライピー、またキャンプが人気ということもあって備長炭なども注目、人気が出ています。
その中で、ラオスが誇るモノづくりの一つとして、「サトウキビ」から造られるラム酒も注目されており、日本で話題となっていました。
その上品な香りと味わい、素材を活かした存在はゆっくりとしたい時間にぴったりのアイテムとなります。
貴重な製法で丁寧に造られるラム酒【LAODI】のご紹介と共に、新しいラム酒の楽しみ方としてご参考になればと思います。
参照・画像引用:LAODIオフィシャル販売サイト
参考:LAODI公式アンバサダー[SNS]/Twitter・Instagram・note
LAODIとは
サトウキビを原料に造られる『ラム酒』。
イメージとして、カリブや南米を思い浮かべる方も少なくないと思います。
▼ラム酒についてはこちらから
そんなラム酒がラオスで製造というとピンと来ないかもしれませんが、他ではマネができない特徴的なラム酒をラオスでは実現、製造しています。
その主な特徴として、原料である『サトウキビ』、そして『製造』にあります。
LAODIが使う『サトウキビ』
島国で育てられることの多いサトウキビは潮風を浴びながら成長します。
ラム酒を製造するにあたりその潮風を浴びた潮の香りが残るのが特徴です。
対してラオスのサトウキビはメコンの真水で育つため潮の香りがつかない代わりに仕上がりはクリーンでサトウキビ本来の特徴が活かされています。
実は世界でも有数のサトウキビ栽培最適地と言われているLAODIの自社畑。
サトウキビは無農薬で造られており、安心安全を掲げその大地と太陽の恵み、地元の力によって丁寧に収穫されています。
世界で3%の貴重な製造方法
実は世界で作られているそのほとんどのラム酒はサトウキビから造る製糖時(砂糖を造る)に残る廃糖蜜と呼ばれる部分から発酵・蒸留して造られる『インダストリアルラム』と分類されます。
ラオスで作られるクラフトラム【LAODI】は、廃糖蜜ではなくサトウキビをそのまま絞り、その新鮮なサトウキビジュースのみで造られるフランス発祥の製法『アグリコール』から造られる『アグリコールラム』(※ピュアシュガーケインラム)という分類にあたり、その規模は世界の約3%の一つと非常に貴重な製造で造られています。
公式でも記載がありましたが、このアグリコールという製法はサトウキビ収穫時にしか製造できず、非常に手間がかかる方法で多くのラム酒では使われないそうです。
それでも、美味しいラム酒を作りたいという想いから【LAODI】は誕生しました。
また蒸留についても他と違い、通常高温で蒸留され黒糖臭という焦げたような香りがつくのに対し、LAODIは直火を避けた減圧タイプを採用しており、クリーンで柔らかくフルーティーな仕上がりとして黒糖臭を無くしています。
LAODIを造る日本人の情熱
実は、このLAODIですが、ラオスの産業育成の為に日本人と現地のラオス人によって造られたのが始まり。
そこで、ラオスのためにと情熱を注いだ人物が海外事業に活躍の場を移し、後にラム酒工場を建てた井上育三氏です。
井上育三氏と現地の優秀なスタッフにより今では国際的な賞も受賞するラオスを代表するラム酒に成長を遂げています。
LAODIラインナップ
ラインナップとして現在扱っている種類は10種類。
その内、6種類は【マリアージュ】シリーズとして、カクテルに重宝したい様々な材料をラム酒に付け込んだリキュールがあります。
日本でも馴染みのあるウメと、ジンによく使われるジュニパーベリーを付け込んだ『ウメマリアージュ』、厳選したスペシャリティーコーヒーを付け込んだコーヒーマリアージュ、またココナッツやパッションフルーツ、プラムなど、フルーティーな素材を使用したリキュールとあり、好みにあわせて選びやすいラインナップ。
残りの4種類のラム酒としてフルーティーな香りと滑らかさが特徴のホワイトラムが2種類、樽熟成させることできれいな琥珀色に上品な味わいが特徴のブラウンラムが2種類あります。
※世界三大酒類品評会のロンドン International Wine & Spirit Competition でLAODIスイートブラウンは金賞95点を獲得しています。
▼LAODIラインナップの詳細はこちらから
LAODIの楽しみ方
楽しみ方として、リキュールタイプである『マリアージュ』シリーズは好みによってカクテルに使用できるほか、氷を入れたロックスタイルでも楽しみやすく、またその素材をゆっくり味わうことができると思います。
ホワイト・ブラウンラムも同様にロックスタイルでゆっくりと味わうのがおすすめです。
またホワイトラムについてはいつものラムベースカクテルをLAODIに変えて作るとその違いも楽しめます。
▼ラムベースカクテルについてはこちらから
それぞれ、チョコレートやナッツ、ドライフルーツなどおつまみと一緒に楽しむのも相乗効果で更に味わいが広がります。
是非試していただければと思います。
まとめ
今回は、ラオスで造られるクラフトラム【LAODI】をご紹介しました。
サトウキビを原料とするラム酒、その原料を無農薬で育て、収穫し世界でも3%しか行われない製法で造られる『アグリコールラム』であるLAODIは手間と丁寧な職人の仕事から造られる上品なラムです。
その結果として今では世界的に注目されるラム酒として賞も受賞しています。
また誕生にはラオスのためにと情熱をもって行動した日本人と優秀なラオス人が絆をもって造られたことから始まったラム酒。
その味わいはそれぞれ特徴として、上品で素材を活かした柔らかい味わい、好みに合わせて選びやすいラインナップも魅力的なラム酒LOADIをいつものラム酒の代わりに、ゆっくりとした時間を過ごすお供に試してみてはいかがでしょうか。
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