【ブランデー】と聞くと原料がぶどうのイメージがあります。
実は、ブドウ以外で作られるブランデーも存在し、その中の一つにりんごから造られるブランデー【カルヴァドス】があります。
今回、そんなりんごから造られたブランデー【カルヴァドス】の魅力とおすすめ、楽しみ方をご紹介したいと思います。
カルヴァドスとは?
カルヴァドスとは、フランスのノルマンディー地方で基準に沿った製法で造られたブランデーの事を言います。
それ以外の地域で造られたものは、『アップルブランデー』と呼ぶほどカルヴァドスは、他にはない確立したブランデーの一つです。
味わい・特徴
ブランデーと同様に蒸留酒であるアップルブランデー。
芳香で上品なリンゴの香りとほのかに感じるフルーティーな果実味と程よい酸味が特徴です。
また、樽熟成を行うカルヴァドスには通常のブドウで造るブランデーと同様に、その熟成年数によってランク分けされています。
それにより、複雑な味わい深さと香りなど特徴もさまざまあります。
カルヴァドスの楽しみ方
香りや本来の特徴を味わうならストレートがおすすめですが、氷を入れたロックスタイルでもいいと思います。
また、カクテルとしても楽しめるカルヴァドス、少量のレモン果汁を入れたり、リンゴジュースや、炭酸で割っても楽しめ、アルコール度数が高いのが苦手な方でも楽しみやすくなります。
また、スイーツやパンなど調理のアクセント、香り付けなどにも使用されることもあり、その特徴を活かした使用方法がいろいろあります。
おすすめカクテル
カルヴァドスをベースにした代表的なカクテルに「ジャックローズ」というショートカクテルがあります。
ザクロのシロップである、グレナデンシロップがアクセントとなり、淡いピンク色に甘酸っぱくも上品なアップルブランデーが活かされているのが特徴です。
レシピ
・カルヴァドス…50ml
・ライム果汁…10ml
・グレナデンシロップ…5ml
・※シュガーシロップ…5ml
作り方
・材料を全てシェイカーに入れ、そこに氷を8分目まで入れてシェイクする。
・カクテルグラスに注ぎ完成です。
※シュガーシロップはコクだしやアクセントとして、使用しますが、甘過ぎる場合や、すっきりとした仕上がりにしたい場合は使用せず作ります。
ベースのおすすめカルヴァドス
一言にカルヴァドスといってもさまざまあり、熟成年数の違いやブランド、また中にはそのままりんごを瓶の中へ入れたものまであります。
今回はその中でも、カクテルのベースとしてもバランスが良く使いやすいカルヴァドスをおすすめとしてご紹介します。
ブラーグランソラージュ
フルーティーかつバニラのような甘さが特徴のブラー社のカルヴァドスです。
まとめ
ブランデー初心者がまず初めに試したいアップルブランデー【カルヴァドス】を今回ご紹介しました。
アルコール度数が、高いのですが、割ったり、お菓子やスイーツにも使えるなど、楽しみ方も沢山あります。
また、一昔前の映画ですが、1948年に公開された「凱旋門」というアメリカ映画があります。
数々の賞にノミネートされ、世界中のファンを虜にさせた伝説の大女優イングリッド・バーグマンが出演した作品の中で「カルヴァドス」が登場します。
それを観てカルヴァドスを楽しむファンも多かったそうです。
映画を観ながらゆっくりと味わうのもオシャレな楽しみ方の1つだと思いますので、ご参考になればと思います。
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