【ブランデー】とは「まず覚えておきたい種類や飲み方」まとめ

ブランデー

「ブランデー」はフルーツを原料に作られる蒸留酒。

一般的には「ぶどう」を原料に使われるものといイメージが強い方も多いと思います。

その材料や、産地、製法によって区別されており、リンゴやサクランボといったフルーツブランデーから、よく聞く「コニャック」などその呼び名も様々。

今回は、そんなブランデーについて、意外と知らない種類や分類など、基礎としてご紹介していきます。

「ブランデー」と聞くといろいろなイメージを持つと思いますが、この記事を参考に、身近に、また興味を持っていただければと思います。

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ブランデーとは

広く一般的に言われている「ブランデー」とは、ブドウを原料に造られる蒸留酒。

原料に使われるぶどうは、酸味が強く糖分が少なめのユニ・ブラン種などが使われます。

産地によって製法の違いはありますが、ブドウで造ったワインを蒸留し、樽に詰め熟成させ、その原酒を何種類か混ぜて出来上がります。

フランスやドイツ、スペインなど各国で造られるブランデー。

特に有名なブランデーとして挙げられる「コニャック」、「アルマニャック」はフランスの規定の地域のみで生産されているものだけが名乗ることができます。

その他のフランス地域については総称として「フレンチ・ブランデー」と呼ばれます。

各国で造られるブランデーにはそれぞれ独自の格付けがされており、星マークやアルファベットの頭文字、イニシャルなどで、その熟成年数を表しています。

ここでは「コニャック」を例にその見方をご紹介します。

秋までに収穫されるぶどうは翌年の3月31日までに蒸留をし、樽へ移して熟成を行うことが決まっております。

その為、数えとして4月1日から年数を数えます。

☆☆☆(VS)・・・最低2年以上熟成された原酒を使用

☆☆☆(VS・Superieur)・・・最低3年以上熟成

VSOP・Vieux・VO・Reserveなど・・・最低4年以上熟成

VVSOP・Grand Reserveなど・・・最低5年以上熟成

EXTRA・XO・NAPOLEONなど・・・最低6年以上熟成

中には、熟成年数をそのまま表記してあるボトルなどもあります。

熟成年数をそのまま表記しているブランデー。

更には昔ながらの製法、伝統を今でも守り続け、丹精込めて造られる高品質なブランデーとして有名なのが「ポールジロー」です。

こちらはご参考までに。

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フルーツブランデー

上記で紹介した、ぶどうを使ったブランデーのほかに、リンゴやサクランボといった原料で造られるブランデーを総称して「フルーツブランデー」といいます。

ここではいくつかフルーツブランデーをご紹介します。

アップルブランデー

リンゴを原料に造られるアップルブランデー。

特に有名な「カルヴァドス」はフランス、ノルマンディー地方でのみ造られるアップルブランデーです。

※ほかの地域で造られたアップルブランデーは「カルヴァドス」とは呼べません。

芳香なリンゴの香りと複雑な深み、コク甘さなどが特徴。

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チェリーブランデー

一言に「チェリーブランデー」といっても実は使うサクランボによってその名称や特徴があります。

お菓子作りに使われるほか、カクテルにも重宝されるほど香りがいいのが特徴です。

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その他フルーツブランデー

その他のフルーツでいうと、スモモや木苺(フランボアーズ)を使用したブランデーがあります。

こちらも香りが良い為、お菓子作りの風味付けや、カクテル、そのまま楽しめます。

マール・グラッパ

フランスでは「マール」、イタリアで「グラッパ」と呼ばれるブランデーがあります。

その共通点として、どちらも使われているのが「ぶどうの搾りかす」です。

カスというイメージがあまりよくないかもしれませんが、ブランデー同様に方向な香りと複雑な味わいが楽しめ、アイスやスイーツなどとも相性がいいです。

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ブランデーの飲み方・楽しみ方

楽しみ方として、お好きな方はストレートや氷を入れたロックスタイルなどで楽しむ方法があります。

その他、炭酸、特にジンジャーエールなどで割って楽しむのもおすすめです。

またカクテルの材料としても使われるブランデー。

さまざまなカクテルに使われます。

※熟成年数が長いものは、カクテルよりもそのまま楽しむことをおすすめします。(値段も高価なものが多い場合があるため)

ブランデーベースにカクテルとして定番なのが「サイドカー」です。

こちらは、作り方や由来などを楽しく紹介している動画があったのでご紹介します。

ご興味がある方はご参考に、是非ご覧ください。

引用ーYouTube

まとめ

今回は、「ブランデー」について、種類や分類などをご紹介しました。

ブランデーと一言にいっても様々な原料や産地などがあり、今回ご紹介しなかった国のや、種類、楽しみ方もたくさんあります。

まず、入門編として、ブランデーについて少しでも興味がある方の参考になればと思います。

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