デザート感覚や最後の一杯で楽しむ方が多いクリーム系のカクテル。
BARのメニューにあるようなスタンダードと呼ばれる定番のものから、家でも簡単に作れて、楽しめるものなど様々あります。
今回はその中でもおすすめのカクテルと相性の良いお酒、リキュールを楽しみ方と合わせてご紹介したと思います。
おすすめの【クリーム系カクテル】
他サイトでもクリーム系のカクテルをご紹介してますが、ここでは比較定番であり、楽しみやすいものを選び、ご紹介したいと思います。
また、クリーム系はベースによってはアルコール度数が強いものも多くあります。
クリーム系特有の口当たりの良さから、一気に飲んでしまったり、大量に飲みすぎてしまわないように、特にアルコールが苦手な方は注意が必要です。
※お店で楽しむ場合、そのカクテルが強いのかどうか、一度、スタッフもしくはバーテンダーの方に相談すると良いと思います。
カルーアミルク
居酒屋等でもすっかりおなじみになった定番のカクテル、カルーアミルクはカルーアコーヒーリキュールを牛乳で割って作られるシンプルなカクテル。
・カルーア1に対して牛乳3~4の割合でグラスに順に注ぎよく混ぜる。
※少量の生クリームを入れてシェイクすると更になめらかになりふんわりとした仕上がりになります。
グラスホッパー
チョコミントを思わせるようなデザートカクテル。最後の〆にデザート代わりに頼まれる方も多いと思います。
・グリーンペパーミントリキュール、ホワイトカカオリキュール、生クリームを同一量シェイカーに氷と共にいれてシェイクする。
カクテルグラスに注ぐ。※全体量60~90mlになるよう分量を分けます。
※作り方に興味がある方はこちらのメイク動画をご参考にして頂ければと思います。
アレキサンダー
こちらもカカオのリキュールを使用するため濃厚なチョコレートを思わせるような味わいですが、ベースのアルコールが高い為、苦手な方は要注意です。
また、よくカクテルブックなどではベースをジンを使うと書いてあるものも多いです。
味わいや楽しみやすさ、高級感という意味ではブランデーを使用したアレキサンダーの方が個人的におすすめです。
更に仕上げでナツメグを少量かけるとというレシピもあります。お好みで楽しんでもらえればと思います。
・ブランデー30ml、ブラウンカカオリキュール15ml、生クリーム15mlをシェイカーに氷と共に入れシェイクする。カクテルグラスに注いで完成。
※基本レシピなのでお店の場所やカクテルブックのものによっては多少違う場合があります。
ホワイトルシアン
グラスに氷を入れ、ウォッカにカルーアなどコーヒーリキュールを混ぜたブラックルシアン(ルシアン)というカクテルがあります。
ここで紹介するのはそこに生クリームを入れたカクテルです。
更に風味としてコーラを混ぜたコロラドブルドックなど様々なバリエーションが楽しめるカクテルです。
・ウォッカ45ml、コーヒーリキュール(カルーア)15ml、生クリーム少量、順に注いで生クリームを浮かす(フロート)
上記が基本の作り方ですが、混ぜてしまっても良いと思います。
またアルコールが強めのカクテルなので分量の調整や、生クリームの代わりに牛乳でも楽しめます。
※その際牛乳は少し多めの分量の方がバランスが良くなります。
パナマ
先ほどご紹介したカクテル「アレキサンダー」のベースをブランデーからラム酒に変えたもの。
・作り方はアレキサンダーを参照してください。
ラムに変えたことで、また違った味わいが楽しめますが、こちらもやや強めのカクテルグラスで作るショートカクテルなので、苦手な方はご注意ください。
アイリッシュコーヒー
こちらのカクテルはアイリッシュウイスキーをベースにコーヒーを入れて作るコーヒー好きにはおすすめのカクテルです。
アイリッシュコーヒーの詳しい記事をこちらで書いております。興味のある方は是非ご覧ください。
クリーム系に合うリキュール
上記でご紹介したカクテル、レシピは材料も多く、クリームが混ざりにくい為、シェイカーでシェイクするものが多いので、家などで楽しむにはなかなか向かないものがあります。
これからご紹介するリキュールは特に(クリーム)牛乳と相性が良く、簡単なレシピで楽しめるもの。アルコールが苦手な方にも調整ながら楽しみやすいと思いますのでご参考にして頂ければと思います。
※手軽に楽しむためにクリームの代わりに牛乳を使うのを前提にご紹介しております。
フルーツ系リキュール
・ベリー系リキュール(ストロベリー、カシス、木苺、ブルベリーなど)
・南国系リキュール(バナナ、パイナップル、マンゴーなど)
・メロンリキュール
※柑橘系は合わないわけではないのですが、酸味とのバランスが難しく、向きではないと思います。
ナッツ系リキュール
・アマレット(あんずの種子のリキュール)
・ココナッツリキュール(マリブなど)
・ナッツ類(クルミ・カカオ・ヘーゼルナッツなど)
アマレットについてはこちらから
お茶系リキュール
・抹茶リキュール
・紅茶リキュール(ティフィン、フォションなど)
チョコレート、クリーム系リキュール
・チョコレート(ゴディバ、モーツァルト、ホワイトチョコなど)
・クリーム系(ベイリーズ、ワイルドアフリカなど)
その他特殊系で桜リキュールや卵リキュール、ライチなどミルクと相性が良いものはたくさんありますが、その中で特に人気のあるものをご紹介しました。
ノンアルコールはシロップで!
別の記事でもご紹介しましたが、シロップ+牛乳という組み合わせだけで、美味しいノンアルコールカクテルを楽しむことができます。
シロップも種類がたくさんありますが特に私がおすすめするのは【モナン】シリーズのシロップです。
種類も豊富にあり、上品で万能なシロップの有名なブランドです。
気になった方はこちらこちらに詳しいことを書いてあるのでご参考にしてください。
作り方・楽しみ方
家でも楽しみたい、作りたい場合、多くの方はバーツールと呼ばれるシェイカーや、混ぜるためのバースプーンをもっていないと思います。
ここではそういったツールをつかわず、そのままグラスへ注いで作る楽しみ方としてリキュールやお酒もご紹介しております。
基本ベースのお酒1に対して牛乳3~5の割合で混ぜるだけで美味しいカクテルを作ることができます。
更にアレンジを付けたい方、カクテルを楽しみたい方は、シェイカーなどのバーツールで作ったり、いろいろな相性の良さそうなものを混ぜてみるのも良いと思います。
まとめ
デザートや食後の甘いものの代わりとしてクリーム系カクテルのご紹介をしました。
お店で楽しむのももちろんですが、自分好みを作って楽しむのも良いと思います。
クリーム系ですが生クリームを必ず使わなくては…という事ではなく代用としてミルクでも楽しめるアイテムをそれぞれご紹介しました。
まったりしたい方、ホッと一息つきたい方にもおすすめなのでご参考になれば幸いです。
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