今注目の【ノンアルコールワイン】とは「あえて飲まないを楽しむ」

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お酒は大好きだけど、休肝日を持ちたい

飲み会は好きだけど、実はお酒が苦手

など、お酒をめぐる飲み方は近年、多様化してきています。

また飲酒による体への負担や二日酔いの経験などから、若者を中心に「ソーバーキュリアス」と呼ばれる、

あえてお酒を進んで飲まないライフスタイル

なども浸透しつつあります。

そんな中、2022年にサントリーから販売された「ノンアルでワインの休日」が、日経トレンディのヒット商品に選ばれるなど、近年ノンアルコールワインは注目を浴びています。

今回は、そんな注目の【ノンアルコールワイン】について、

また、その人気の秘密と楽しみ方について解説していきます。

▼ソーバーキュリアスについてはこちらから

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ノンアルコールワインとは?

その名の通り、アルコール分を含まないワインのことですが、実は酒税法上は1%未満の微量なアルコールが含まれるものも「ノンアルコール」と表記することができてしまいます。

ただ、お酒の業界団体を中心に、ノンアルコール飲料の定義をアルコール度数0.00%と定めておりますので、国内で流通する商品においては、そのほとんどが0.00%の清涼飲料です。

体質的にお酒を受け付けない方や妊婦の方などは、念のため、商品のアルコール度数の表記が「0.00%」となっているか、確認しておくとベターです。

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どうやってノンアルコールワインが作られるの?

ノンアルコールワインを作る方法としては大きく2つあります。

一つは、ワインを作る過程でアルコールを生成させず味をワインに近づける製法。

そしてもう一つはワイン自体からアルコールを取り除く「脱アルコール」製法です

どちらも同じノンアルコールワインを作り出すことができますが、前者はブドウを発酵させずに(または発酵を途中で止めて)作っていきます。

ブドウジュースではなくワインの味に近づけるように糖度などをコントロールして、渋みや風味を加えながらワインの味に近づけるイメージです。

逆に後者の脱アルコール製法は、実際のワインをもとに、蒸留やフィルターなどを通じてアルコールのみを取り出し、ワイン本来の風味や香りをできる限り残していく、という製法です。

どちらの製法においても、ノンアルコールワインという手軽さとは裏腹に、非常に技術と手間が求められます。

ノンアルコールワインの楽しみ方は?

ノンアルコールワインの強みは、アルコールを気にせずに、それでいてワインの風味や視覚による体験ができる点が強みです。

特に、炭酸が入ったスパークリングタイプのノンアルコールワインなどは、炭酸の口当たりがノンアルコールで物足りないボディを補い、酸味もより際立って感じることができるので、比較的ワインを飲みなれた方も楽しむことができます。

近年ではレストランなどでも「ノンアルコールペアリング」という考え方のもと、ノンアルコールドリンクと料理の相性を合わせる提案が広がってきています。

赤、白、ロゼ、スパークリングと様々な種類のノンアルコールワインがありますので、ワイン同様、それぞれの味わいの違いや食事との相性などを考えながら楽しんでみてもいいでしょう。

▼おすすめのノンアルコールワイン

ロゼのスパークリングとあって見た目のきれいで華やか。

お食事にも合わせやすい辛口タイプの一本です。

※製法は脱アルコール製法です

まとめ

お酒の飲み方の多様化とともに、ノンアルコールの需要は年々高まっています。

そして、アルコールを控えなくてはいけない場面でもワインとして楽しめる。

ノンアルコールワインは、いかにワインのおいしさをアルコール分がなくても表現できるか、生産者たちが技術を駆使して提供してくれています。

赤、白、ロゼ、スパークリングと豊富な選択肢から楽しむことができますので、まだ試したことがない方も、既に試された方も、このノンアルコールワインの懐の深さを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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