綺麗なさくらのが舞う季節の春。
「さくら」の名前が入ってるので、桜の木に、今度は「さくらんぼ」がなったらいっぱい食べられるなあ、なんて思ったことはありませんか?(笑)
私だけですかね(笑)
おいしくて見た目も可愛いさくらんぼは、そのまま食べるのはもちろん、スイーツやモクテルにもぴったりですよね。
そんなさくらんぼ、旬や種類、保存方法などご存知でしょうか?
今回は春先が旬のさくらんぼについて、種類や楽しみ方・保存法またカクテルの楽しみ方をまとめたのでご紹介したいとおもいます。
さくらんぼとは?
バラ科さくら属のフルーツで桜の木がつける桃、桜桃と呼ばれ、
さくらんぼという名前も、桜の子→桜の坊→さくらんぼう→さくらんぼと、呼ばれるようになったとされています。
観賞用のソメイヨシノなどとは、品種の違いで、さくらんぼはセイヨウミザクラが主で、桜より少し遅れて開花し、その後実をつけます。
花の見た目はあまりかわらないのですが、白やピンクの花を咲かせる桜とは違い、さくらんぼの花は真っ白で、
桜の花も一応、実をつけますが大きくなる前に落ちてしまうのが特徴です。
自家不結実性と言って、さくらんぼの実をつけるには、二本以上異なる品種を近くに植える必要があります。
ちなみにさくらんぼの実が二つ軸のところでくっついているのは、1つの花芽から2つの花を咲かせる、桜の特徴なのです。
さくらんぼの種類、旬は?
有名な「佐藤錦」をはじめ、サクランボには沢山の種類があります。
ここでは、その中でも私が好きな種類をおすすめとして解説していきます。
佐藤錦
さくらんぼの種類は日本では30種類以上、世界では100種類以上あるといわれています。
その中でも特に有名な品種と言えば佐藤錦です!
ナポレオン×黄玉の掛け合わせで、大正時代に山形で作られ、長年にわたり市場のトップを維持し続けています。
糖度が高く果汁を多く含みます。
さくらんぼといえば山形県が有名ですが、山形県で生産されている75%がこの佐藤錦で旬は6月中旬から長くて7月上旬までととても短く、4月下旬ごろからハウス栽培のものが出回ります。
さくらんぼは収穫してすぐが美味しいので、選び方としては、軸がきれいな緑色であること、実が赤く、張りがありつやつやしているものがよいでしょう。
紅秀峰
佐藤錦と天香錦のかけあわせで、佐藤錦に比べ、粒が大きく味は濃いめ。
身がしっかり、日持ちもよいことから、お値段もお高めで贈答品としても人気があります。
旬は佐藤錦から少し遅れて6月下旬から上旬までと、こちらも短く、貴重なものとなっています。
紅てまり
ビックと佐藤錦のかけあわせで、粒が10グラムと大きく、糖度が佐藤錦が14~19に対して紅てまりは18~20と高めで、とても甘いのが特徴です。
旬はさくらんぼの中でも遅く、7月中旬ごろです。
この他にも、さくらんぼの種類は多く、黒いさくらんぼ、「日の出」や、黄色いさくらんぼ、「月山錦」などがあります。
色々な種類を食べてみたくなりますね♪
保存方法
さくらんぼは温度、湿度ともに変化に弱く、デリケートな果物です。
なので、一番は朝とれたものすぐ食べるのが一番おいしいとされており、保存する場合は細やかな注意が必要です。
保存方法として、プラスチックや箱などの容器から出し、クッキングペーパーや新聞紙などに包みます。
・常温で届いたものは涼しい場所に。
・クール便の場合は野菜室に入れましょう。
また、保存期間が長くなってしまう場合は、冷凍しましょう。
軽く水洗いをし、軸を取り丁寧に水気をとったら密閉容器などに並べて入れ、そのまま冷凍庫へ。
生のさくらんぼとはまた違い、半解凍で食べると冷たくてシャリシャリの食感が楽しめます。
さらに、さくらんぼをカルピスに漬けてそのまま凍らせるのもおすすめです!
チェリーを使ったノンアルコールカクテル
スイーツやソースなどにしても楽しめるさくらんぼ。
ここでは、その他の楽しみ方として、ノンアルコールカクテル【モクテル】にして楽しむ、おすすめの方法をご紹介したいと思います。
・生のサクランボを使って
グラスにお好みの量のサクランボをいれて(種抜き後)マッシャーなどで軽くつぶします。
その後お好みのジュースや炭酸を注いで、全体が混ざるように混ぜて完成。
ほのかにさくらんぼを感じ、また食感も楽しめます。
・ピューレ(ジャム)にして
一度ピューレや、ジャムに加工後、上記と同じようにお好みの量をグラスへ。
・おすすめは炭酸ですが、こちらもお好みでジュースなどで割っても楽しめます。
ピューレにした時に、砂糖やレモンが加わっているので、炭酸を注ぐだけで甘酸っぱいモクテルになります。
また、色もあわいピンクと見た目にもオシャレ!
・簡単なピューレの作り方
レシピ
・さくらんぼ・・・200g
・砂糖・・・100~180g程度
※砂糖は多い方が日持ちします。
・レモン果汁・・・少量
・よく洗って種を取り除いたさくらんぼを好みに合わせて細かくカットします。
・鍋に材料をいれ、中火程度煮ていきながら灰汁をと除きます。
・10分程度煮た後、冷まして完成。
・さくらんぼを更に細かくしたい方は、その後、ミキサーやハンドブレンダーにかけてください。
・凍らせて
保存方法でも少し触れた、凍らせたものを使用します。
ミキサーや、ハンドブレンダーを使用し、お好みの材料と冷凍さくらんぼで簡単フローズンモクテルとして楽しめます。
まとめ
今回は「さくらんぼ」をメインに楽しみ方や保存方法など、まとめとしてご紹介しました。
加工するのはもったいない!と思う方もいると思います。
そのまま食べても美味しいのでまずそのまま食べて楽しみ、傷む前に保存方法として、また沢山もらった時などの楽しみ方としてご参考になればと思います。
新しい「さくらんぼ」の楽しみ方としてご興味ある方は試して頂ければと思います。
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