【ワイングラス】の正しい持ち方「知っておきたいマナー・豆知識」

ハウツー

ワイン選びと同じように必要になってくるマナーや、楽しむ為のテクニックなど。

実際、知らずにワイングラスを扱ったり、楽しんでいた方も少なくないと思います。

今回は、実際に使えるワインのマナーや知識など知っておきたいテクニックなどをご紹介していきます。

ただ、実際ところ地域や国によって、その観点や、解釈が違う場合もあります

あくまで【諸説】があることをふまえた上でご参考にして頂けたらと思います。

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ワイングラスの持ち方、マナー、テクニック、豆知識

ここでは、ワインを楽しむ際に役立つマナーや豆知識、テクニックをご紹介します。

ただ冒頭にも触れましたが【諸説】あります。

ふまえた上で、ご参考にしてください。

ワイングラスの持ち方

まず気になる「グラスの持ち方」

皆さんはどのように持つでしょうか?

多分ほとんどの方が、「ステム」と呼ばれる細い部分をもっていないでしょうか?

実は、国際的なマナーの観点から言うと、ワインが注がれる「ボウル」と呼ばれるボディを持つのが良いとされています。

社交場や立食パーティー、会食なのでよく振る舞われるワインやシャンパン。

持って移動する際、ステムを持って移動していると、ぶつかって液体をこぼしたり、さいあく、割れるなんて事も回避するためといわれています。

その為、ワイングラスの中には、そもそもステムがないグラスがあったりもします。

ボウルを持つと、せっかく冷やしたワインやシャンパンが、手の熱でぬるくなりませんか?

という疑問が出そうですが、実際「その通りです」。

確かに、手の熱でぬるくさせるスピードを速めてしまう可能性はあります。

ここでは、あくまでマナーという点でそういう持ち方の方が良いとされているので、ご参考程度に。

シャンパングラスが細い理由

シャンパンを楽しむ際、細いフルートと呼ばれるシャンパングラスを用いることがあります。

液体を空気に触れる面積を減らし、炭酸が抜けにくくさせる為。

また、シャンパンの無数の泡を星にみたて、「星を飲む」ともいわれており、なんとも幻想的ですよね。

グラスの底から上に上がるさまを、幸せが半永久的に止まることなく続くなどと言われ、上品な楽しみ方の一つとされています。

ワイングラスを【回す】とは

よく、ワインバーやレストランで、ワインを頼まれている方が、ワイングラスを回してワインを眺めたり、香りをかいでいる光景を見たことないでしょうか?

ワイングラスを回すことを業界用語で「スワリング」といいます。

この行動にも意味があり、一つは回すことで香りをたたせ、香りを楽しむ為。

もう一つは、赤ワインなど、ワインは開栓した後も熟成が続いており、回して空気に触れさせることで、しぶみが穏やかに、丸くなるといわれています。

そういった観点で、スワリングをすることで、ワインの持つ個性や特徴を十分に楽しむことができるといえます。

スワリングの方法

こちらは補足になるのですが、ワイングラスを回す「スワリング」には正しい方法があります。

まず、利き手によってその回す方向が違います。

・右利きの人は反時計回りに。

・左利きの人は時計回りに。

というのが、正しい回し方です。

イメージは自分の方(手前に)に引くような感じで行います。

これを逆に回してしまうと、液体が飛び散ってしまった時に、目の前の相手にかけてしまうなどの理由からです。

これを知っているかどうかでも、ワインの楽しみ方に差が出るので、覚えておきましょう。

ワインを注ぐ、注がれるとき

ワインを楽しむ際、レストランやBARなどでスタッフ、もしくはソムリエの方に、ワインを注いでもらう場面があると思います。

その際、行動として疑問になるのが、

ワイングラスに手を添えて待つ、もしくはグラスを持っていた方が良いのか?

という事です。

結論とすれば、グラスには触れず注がれるのを待つのが正解です。

逆に、家飲みや、お店でボトルを頼み、自分が相手に注ぐ場合、相手が女性なら「レディファースト」という観点で、男性が注ぐのが良いとされています。

その方が、かっこよくもみえますよね。

また、おかわりを注ぐタイミングは、ワインが無くなる前、少し残っている程度で注いであげると良いです。

注ぐ量は、ワイングラスの一番膨らんでいる部分より下を目安に注ぐと綺麗です。

乾杯時の注意点

乾杯をする際、特にビールなどに多いグラスを合わせる行為。

ワイングラスの場合、あまり推奨されていません。

これは他のグラスにも言えますが、グラスによって薄く、繊細なグラスがあります。

※高価なグラスほど、うすはりで割れやすいものが多いです。

そのグラス同士を重ねれば当然、割れるリスクは高くなります。

対処として、グラスを軽く持ち上げて、乾杯とするのがスマート

それでも乾杯しないといけない場合、グラスのふちではなく、先ほどご紹介した「ボウル」部分を軽く重ねる程度にすることで軽減されます。

※飲み口を合わせる行為は不衛生にあたるといえます。

また、グラスを合わせる時は、少し傾けて合わせると良いと思います。

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まとめ

今回は、ワインを楽しむ際に役立つマナーやテクニック、豆知識などをご紹介しました。

中には、マナーを意識しすぎて、ぎこちなくなってしまい、純粋にワインを楽しめなくなってしまうかもしれません。

それではせっかくのワインも台無しですよね。

あくまでもさりげなく、スマートに行えるよう、予備知識として、またこれから楽しみたい方の予習のご参考になればと思います。

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