チェリーリキュールは、産地やチェリー・さくらんぼの種類、またメーカーなによっていくつか種類があります。
今回ご紹介する「グリオッティン」もその一つ。
世界中の美食家が愛するデザートとしても有名なグリオッティンは、実の入っており、リキュールの中では珍しいタイプとなります。
大人のデザートとして、贅沢なスイーツ感覚で楽しみたいグリオッティンについて、楽しみ方を含めご紹介したいと思います。
デザートカクテルやスイーツの一つとしてご参考になればと思います。
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グリオッティンとは
原材料 に、チェリー、醸造アルコール、ブランデー(キルシュ)、砂糖を使用し造られるチェリーリキュール『グリオッティン』。
深みのある味わい、バランスの取れた程よい酸味をあわせもつ実入りのチェリーリキュールです。
メーカーは果実を使った蒸留酒製造会社「ディスティラリー・プールー社」。
オーギュスト・プールーがフランス東部のチェリー名産地フージェローという小さな村に1864年創業しました。
使用されているチェリーの品種はオブラチンスキー(味、糖度が高い)という黒チェリー。
バルカン地方でしか収穫できないそうで、トレーニングを受けたプロの摘み手により手摘みされます。
その後、洗浄、選果され6時間以内にリキュール入りの樽に浸漬します。
一回目の浸漬工程後、再度選果され、特別に開発された機械で果実に傷がつかないよう、茎の切込みから種を取りだすことで浸漬後も形状を維持しています。
伝統的に受け継がれたチェリーを浸漬させるため、リキュールの組み合わせや浸漬の回数、その期間すべての工程を経て、最後に決め手の仕上げブランデー(キルシュ)に浸漬され完成します。
グリオッティンの楽しみ方
上記のような伝統的で丁寧に仕上げられたチェリーリキュール『グリオッティン』の楽しみ方はカクテルに使用する以外に様々。
実をそのまま食べても美味しいほか、製菓用に、また料理に添えたり、アイスやチョコレートなどのスイーツとも相性が良いです。
カクテルとしては、グリオッティンをカクテルピンに3個さしてグラスに入れ、その中にシャンパンを注いで出来上がる『グリオッティン&シャンパン』が有名です。
シャンパンにチェリーの香りと味わいがほのかにうつり、フルーティーな仕上がりに。
また、シャンパンの他に、ウォッカやテキーラとの相性がよく、グリオッティンリキュールと共に実も足してあげると複雑で深い味わいになります。
まとめ
今回は、チェリーリキュールの一つである『グリオッティン』の楽しみ方をご紹介しました。
リキュールの中でも珍しい実入りのグリオッティンは世界中の美食家が愛するデザートとして有名です。
そのまま実を食べて楽しむ他、スイーツや製菓用などその楽しみ方はカクテルにとどまらず楽しめます。
ご参考にデザート感覚で楽しみたいリキュール、カクテルとしてご参考になればと思います。
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