少し前から、若者の間でテキーラ、イエガーマイスターに次いで人気となった【コカレロ】はハーブ系の甘いリキュールです。
今回は【コカレロ】が人気となった背景と共に、カクテルや楽しみ方をご紹介したいと思います。
ハーブ系リキュール【コカレロ】
ショットグラスで楽しむのが定番として定着しているコカレロですが、実際どんなリキュールなのか細かく説明したいと思います。
【コカレロ】の原料
コカレロは「コカの葉」と共に、ミントやピールなど16種類のハーブを使用して作られます。
コカの葉と聞くと「コカイン」を想像する方もいると思いますが、麻薬成分が取り除かれたもので、他のハーブも含め、最高級のものを使用しています。
時間をかけて造る【コカレロ】
風味や素材を活かすように香水でも使われる技法である「蒸気蒸留」という技法によりじっくりゆっくりと時間をかけて造ります。
【コカレロ】の味わいは?
最初の方でも少し触れましたが、コカレロは甘みが強いのですが、ハーブ特有の複雑さや、ミント、柑橘を思わせるようなさわやかさもあり複雑な味わいがあります。
ちなみにアルコール度数は29度で、40度あるテキーラと比べてもアルコールは低く楽しみやすいと思います。
※どのお酒もですが、飲みすぎは注意
【コカレロ】カクテル
ショットグラスで楽しむイメージもありますが、そのショットグラスも専用のものがあり、割って楽しむ方法もいくつかあります。
またショットに限らずロングカクテルとしても楽しめるので、アルコールが苦手な方はそちらを試していただければと思います。
コカボム
定番となったコカレロの楽しみ方の一つで専用のひょうたん型にも似ているグラスの下にレッドブル、上にコカレロを注いで完成です。またお好みでライムを絞ります。
ハイジャック
こちらもショットグラスを使用。グラスに冷えたコカレロを注ぎ、上にジャックダニエルというアメリカンウィスキーをフロートもしくは同量注ぎ完成でです。
緑色と琥珀色が混ざり、見た目も綺麗ですが、アルコール度数は高めのカクテルです。
コカレロコーク、その他割り方の一例
こちらはロングカクテルで、グラスに氷を入れコカレロ1に対してコーラを3~5で満たし、レモンを添えて完成です。アルコールもやや低めで楽しみやすいと思います。
その他、コーラ以外にもオレンジジュースを含めたフルーツ系のジュースやソーダで割っても相性がよく、気軽に楽しめるカクテルになります。
ボリビア産のコカリキュール
「コカレロ」と同様にコカの葉を使ったハーブリキュールがあります。
それがボリビア産の最高級コカリーフを使ったリキュール「AGWA/アグワ」です。
意外と知られていないかもしれませんが、世界中で愛飲されているハーブリキュール。
1999年アムステルダムで誕生したアグワはコカの葉に加え、36種類のハーブや植物をブレンドしたスッキリとした口当たりが特徴のリキュールです。
飲み方もコカレロと同じように楽しめるんので気になったらご参考に試してみてはいかがでしょうか?
コカレロが若者に人気な理由…
実は【コカレロ】の火付け役となる人物がいるのですが、一番は若者が集まるDJイベントへの参入とSNS、インスタ映えするショットグラスが広まってはじまりました。
さらに「コカの葉」を使用したこと、アルコールがやや低めで楽しみやすいところからも理由として挙げられます。
まとめ
パーティーには欠かせないアイテムとなったコカレロを今回ご紹介しました。
楽しみ方はそれぞれあり、ショットがすべてではありませんので過度な摂取はお勧めしません。
楽しみやすく話題性もあるのでご参考に楽しみ方の一つとして話のネタになればと思います。
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